里山ってどんなところ?
なにがあるの?
東京の里山について学ぼう!
里山ってどんなところ?
なにがあるの?
東京の里山について学ぼう!
里山は、田んぼや畑、
燃料
となる
薪
を
作
るための林など、そこにくらす人の生活と自然がかかわりあってできた場所です。
昔は、
料理
をしたり
風呂
を
焚
いたりするために、ガスや電気ではなく、薪を使っていたのです。
ほかにも、
柿
や
栗
などを育てたり、
落葉
を集めて畑の
肥料
にしたりと、手入れをしながらいろいろなことに
利用
していました。
人が生活するために手入れしてきた里山は、里山を好むいろいろないきものが集まる場所にもなります。
今では、生活のために里山を利用することは少なくなりましたが、いろいろないきもののすみかとして、また、かつての人々のくらしを
伝
えたり、
季節
の
移
り
変
わりを楽しんだりする場所として、守り育てていくことが大切です。
私
たちのくらし方が
変
わり、お米を
育
てたり、
薪
や
炭
を使ったりすることが昔より少なくなりました。
こうして里山から人間がはなれ、人の手が入らなくなると、林の木が
茂
りすぎて
暗
くなってしまったり、田んぼの水がなくなってしまったりして、里山にくらしていたいきものたちの
居場所
がなくなり、
生物多様性
の
豊
かさが
失
われてしまいます。
また、里山にいなかったいきもの(
外来種
)を人間が持ち込んでしまうことで、もともとくらしていたいきものが
追
いやられてしまうこともあります。
現在
、
地球
には3000
万種以上
のいきものがいるといわれています。このいきものたちが
直接的
・
間接的
に「つながり」合っていることを「
生物多様性
」といいます。
私
たちの生活は、肉・魚・
野菜
などの
食
べ
物
や、ノートや本の
原料
となる木など、
生物多様性
のめぐみを受けて
成
り立っています。
しかし、人間の活動が
原因
で、
野生生物種
の
絶滅
が進み、世界中で
生物多様性
が失われつつあります。
人の活動によってもともとすんでいた
地域
から、
別
の
地域
に持ち込まれたいきものを外来種と言います。
特
に、日本で「
特定外来生物
」に
指定
されている外来種は、外国から
持
ち
込
まれ、日本に昔からいるいきもののすみかをおびやかすため、
育
てたり、日本に
持
ち
込
んだりすることが
法律
で
禁止
されています。
里山のいきものを見てみたくなったら、里山に行ってみましょう。里山のいきものや
環境
を
維持
していくためには、かつてのように人が手入れをして、里山を守る活動をすることが大切です。
このホームページ「里山へGO!」では、東京の里山を守る活動を紹介しています。体を動かして楽しく里山を守る活動に
参加
してみましょう!
木の 伐採
竹の 伐採
田植 えや 稲刈 り
下草刈 り