春本番!東京の里山で竹刈り体験!【2023年4月23日実施 / 多摩東寺方緑地保全地域 / 竹刈り / タケノコ掘り / 自然観察 / 東京 / ボランティア】
本日は、京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスと徒歩で約15分、多摩市北部に位置する多摩東寺方緑地保全地域での活動です。少し肌寒いですが、元気に活動していきます♪
まずは、講師の方から本日行うタケノコ掘りについてレクチャーを受けます!
楽しく活動するためには、しっかり準備も必要です!!
みんなで安全のためにヘルメットをかぶります!
それでは早速、自然観察から本日の活動スタート♪
多摩東寺方緑地保全地域には、どんな動植物が生息しているのか説明を受けながら奥へと進みます。
少し進んだ先にはたくさんの竹が天高く伸びています♪
葉が少し紅葉していている姿は風情がありますね。
竹の紅葉は春に訪れるようです。
自然観察を楽しんだ後は、いよいよ保全活動です!
今回の活動は、竹伐採とタケノコ掘り♪
2班に分かれ、前後半で内容を入れ替えて活動します。
活動の様子をお伝えする前に、何で保全活動が必要なのかちょっと御説明します!
竹は昔、竹籠・建材・花器・楽器・武道具等、日常生活に欠かせない様々な物の材料として重宝されていました。しかし、近代化に伴い使用されなくなると竹の繁殖力が仇となり、少し放っておくと広葉樹林を侵食し山の生態系を破壊してしまいます。
生態系を保護し、美しい景観を保つために頑張って作業しましょう!
竹を倒す方向を決めて、竹にのこぎりを入れていきます。途中で「パキッ」という音がしたら、倒れる合図です!倒れる方向に人がいないかよく確認し、声がけをしながら行います。
おや?切り進めていると、倒れるはずの竹がなんと途中で引っかかってしまいました・・・
そんな時は、みんなで力を合わせて竹を引っ張ります!!!
倒れる方向に注意しながら、声をかけて力いっぱい引っ張ります!
・・・すると、ザワザワ、バッターン!と音を立てながら無事に倒れました!
迫力ある光景です!
倒れた後は、たくさんの枝葉の部分をハサミで切り落とします。
間近で見るとたくさんの枝葉に驚きます!
切りやすいように抑えながら、みんなで一生懸命取り組みます♪
次に、枝打ちした竹を等間隔に切っていきます。
切って長さがそろった竹は一か所にまとめて置くためにみんなで運びます!!
切って切って、どんどん運んでいきます・・・
終わった後は、竹林が間引きされてスッキリしました。
活動中にきれいなタンポポを見つけました !
これはいつも見ているタンポポとは少し違うようです・・・
カントウタンポポのようです♪
続いて、タケノコ掘りの様子をレポート!
先ほどの説明のとおり、竹は繁殖力がとても強く成長も早いので、放っておくとすぐにうっそうとした竹林になってしまいます。そのため、タケノコ掘りは竹が大きくなる前に間引く重要な保全活動の一環となります。
自分が掘るタケノコを決めて、最初に受けたレクチャーのとおり、スコップと鍬で周りをとにかく掘って、掘って、掘っていきます。
根が張っている土は非常に硬く、地中の深くから伸びているタケノコを掘る作業はとっても力作業です。それでも堀り進めていくと・・・
ついに!!!
・・・獲れましたー!♪ 立派なタケノコですね☆
タケノコは掘っていくと、下の方に赤い斑点があります。ここはすぐに根っこになる部分で、この部分が出てきたら収穫の合図です!
これで、本日の活動は終了です!
皆さんのおかげで竹林もすっきりしました!!ありがとうございました。
またのご参加お待ちしております!
今回、ご指導いただいた団体「つぼみグループ」の活動もぜひチェックしてみてください!
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