恵みの森の1日里山体験!【2022年12月10日実施 / 宇津木緑地保全地域 / 自然観察 / 樹木伐採 / 落ち葉かき / ゆずの収穫 /ボランティア】
本日の里山へGO!は、コナラなどの雑木林や果樹園といった様々な景観を楽しむことができる「宇津木緑地保全地域」での活動です!快晴で暖かい日差しのなか、絶好の活動日和となりました♪><
眩しいほどの青空です!
本日の活動は、樹木の伐採からスタート!明るい森を育てるためには定期的な間伐が必要です。枝葉の生い茂った樹木を伐採することで林床に日の光が届き、多様な植物が成長しやすい環境になります。
リーダーから安全な伐採方法、道具の使い方のレクチャーを受け、いよいよ木を伐っていきます!まずは「受け口」と呼ばれる、木の根元に切り込みを入れた切り口を作ります。
みんなで順番にノコギリで切っていきます。ギコギコ良い音がしますね♪
受け口が出来ました!
次に、「受け口」の反対側から水平に「追い口」という切り込みを作っていきます。ノコギリで切り進め、ある程度まで切り込めたら、木に結んだロープをみんなで引っ張ります!太い木なのでなかなか倒れませんが、みんな、がんばれ~~!
メリメリと音が聞こえ、倒れそう!と思ったら、なんと他の木に引っかかり、止まってしまいました!
そこで、切り口を金槌で叩きながら更にロープで引っ張り、格闘すること数分・・・ドッシーン!という音とともにやっと切り倒すことができました!!倒れた瞬間は迫力満点!思わず「おぉ~!」という歓声と拍手が自然に出てしまいます(^^)
切り倒した木は薪や炭、キノコの栽培に使用する原木(ほだ木)に活用するため、枝払いと玉切りをします。みんな夢中で切っていましたよ♪
木を担いだ子は「思ったより重い!」とびっくりしていました!
木を集積場まで運んだら、休憩タイム♪
ブランコ、楽しいね!
続いては自然観察にしゅっぱーつ!
宇津木の森に生育する多様な植物や果樹について、リーダーから解説を受けながら散策します!
道中で大きな葉っぱを発見!これはタンスなどの原料となる桐の木の葉だそうです。
顔よりも大きい!
他にも良い香りの山椒の葉やかわいい木の実を見つけたり、里山の自然をたくさん感じることができました。
続いての活動は、落ち葉かき!!落ち葉をみんなでかき集め、落ち葉溜めに運んでいきます♪大人は熊手で、子どもたちは「怪獣の手」のようなユニークな道具を使い、どんどん集めていきます!
早い、早~い!みなさんのおかげで、あっという間に地面が見えるほどきれいになりました♪
Before
After
落ち葉のプールにダイブ~~!!
さて最後に行うのは、ゆずの収穫です。
黄色い実がたわわに実っていますが、ゆずの木には長く尖ったトゲもたくさん!トゲが靴を貫いてしまうこともあるため、切った枝が散らばらないよう一か所に集めて、慎重に収穫します。
収穫した実は、リーダー手作りの竹カゴに入れていきます。
ずっしり重そう!
いっぱい収穫できました!
伐採、自然観察、落ち葉かき、ゆずの収穫と盛りだくさんな活動を終え、本日は終了!
また、2022年の里山へGO!も本日の活動で全て完了となりました!
来年も、皆さんに楽しんでいただけるようなイベントを企画しますので、ぜひまたご参加くださいね^^♪
今回ご指導いただいた団体「FoE Japan」の活動もチェックしてみてください。
毎月定期的に活動を行っており、申し込めば1回から参加が可能です♪
詳細はこちら(https://foejapan.org/)