みんなで明るい森を育てよう!【2022年12月4日実施 / 八王子大谷緑地保全地域 / 萌芽更新 / 草刈り / 間伐 / クリスマスリース / クラフト体験 / 緑のボランティア】
本日は、コナラやクヌギといった落葉広葉樹が広がる「八王子大谷緑地保全地域」での活動です。天候にも恵まれ、絶好の活動日和♪楽しく活動していきましょう!
活動をはじめる前に、準備運動!
皆さんご一緒に「イッチニ♪サンシッ♫」怪我をしないように身体を温めてほぐしていきましょう!
準備が整ったら、さっそく自然観察会へレッツゴー☆この季節ならではの紅葉や木の実を見つけながら楽しく散策します(-^〇^-)
リーダーから、八王子大谷緑地で計画的に行っている雑木林の管理方法のひとつ「萌芽更新」についても教えてもらいました!萌芽更新とは、年月を経た樹木を伐採し、新たに切り株の周りから芽生えた芽(萌芽)を育てることで、雑木林の若返りを図る保全活動です。
昔は、クヌギやコナラといった木々はある程度の大きさになると炭やまき等、生活の一部として使用していましたが、文明の発達と共に段々と使われなくなり、結果として木が育ちすぎ、日の光が入らない暗い森へ…。そして高齢化した樹木は、病気にかかりやすかったり強風で倒れやすかったりと危険も高まる為、15~25年位のサイクルで伐採し若返らせるこの方法は、安全かつ様々な動植物が生息できる環境へと繋がるそうです!
手入れをする前は暗く荒れた雑木林と化していたこの場所も、今回の講師である「八大緑遊会」のみなさまが継続的に手入れをしているおかげで、様々な生きものが棲める明るい森に生まれ変わりました♪この状態を継続したいですね!
ちなみに、萌芽更新の際に伐採された木は、シイタケのほだ木として活躍していました!肉厚で美味しそう~(^^)
地域の特徴について学んだ後は、森の手入れに挑戦です!
今回の活動は、萌芽更新を行うエリアの下草刈りです!道具の安全な使い方について説明を受けた後、繁茂したササ等の雑草を刈り取っていきます♪
どんぐりの実から育った幼木もあるので、間違えて刈ってしまわないように注意!
気を付けながら、ガンガン刈りましょう!
下草を刈ることで、日が差し込むようになり、樹木が育ちやすい環境となります。こういった地道な作業が、森を育て維持していくためには、とても大切です!頑張ろう~。
みなさんのおかげで、先が見通せるようになりました!
【Before】
【After】
続いて、「樹木の間伐を行う班」と「クリスマスリースをつくる班」に分かれて活動しました!まずは、間伐班からレポート!間伐とは、生育の悪い劣勢の木を伐採し、残った木の成長を促す作業です。安全な伐採を行うため、倒す前に重心をよく見定めます。
倒す方向が決まったら、作業開始!順番にノコギリをギコギコ♪
子どもたちは細い木の伐採に挑戦!上手に切れました◎
木を切り倒した後は、集積しやすいように、枝を払い、玉切りをしました!木を倒す作業は迫力があり、普段では得られない達成感がありますね♪お疲れ様でした~。
クリスマスリース作り班の様子は…。
色鮮やかな木の実を並べて、とても夢中になって作業に取り組んでいる様子が見られました。
材料は里山で取れた松ぼっくりや葉っぱ、木の実など全て自然素材です!
個性あふれる世界にひとつのクリスマスリースの完成!!
どの作品も素晴らしい出来栄えですね!
以上で、本日の活動は終了です☆ご参加頂いた皆様、お疲れ様でした!
またのご参加をお待ちしております♪
今回ご指導いただいた団体「八大緑遊会」の活動もチェックしてみてください!
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