東京の里山で稲作体験! 秋の実りを収穫しよう!【2022年10月15日実施 / 横沢入里山保全地域 / 田んぼ / 稲刈り / はざかけ / 自然 / 東京 / ボランティア】
今日は秋の里山で稲刈り体験です!今年は雨が多くまだまだ稲刈りが終わっていない田んぼが多いそうです。今日も曇ってはいますが雨は持ちそうですので張り切っていきましょう!
開会式後、ラジオ体操です。しっかり体をほぐして怪我の無いようにいきましょう♪
体操が終わったら稲刈りをする田んぼまで歩いていきます。道すがら、既に刈り終えてはざかけをしてある場所がありました。今日帰るころには自分たちが刈った稲がこういう形になっているということですね!楽しみです♪
今日作業する田んぼはこちら!少し見にくいですが、かなり奥行きがあります。やりがいがありそうですね。
まずはリーダーの説明を聞きます。稲を刈るのに鎌を使いますが、手前に鎌を引くので足等を切らないよう注意が必要です。怪我の無いよう、皆さん真剣に話を聞いています。
刈った稲はソリに乗せていきます。満杯になったら畔に引き上げて、大きさを揃えながら束ねていきましょう!束ねたらさらに運んで、はざかけを行います。たくさん作業がありますが、手分けして頑張りましょう!
お母さんやお父さんと一緒にザクザク…怪我の無いように気を付けてね!
ここの田んぼはかなりぬかるんでいるようで、足がはまって大変!みんなどろどろになりながら楽しそうです♪中には裸足になっている人も。そっちの方が動きやすいかもしれませんね。
稲は背丈が思っているよりも高く、大人の腰の高さ当たりまであります。小さい子だと見えなくなっちゃいますね。
刈るのも一苦労ですが、一束に束ねるのもなかなかコツがいります。リーダーの説明のとおりに縛ってもほどけてしまったりと上手くいきません。研鑽を積めばリーダーのようにくるっと稲を回してカッコよく縛れるようになるんでしょうか!
束ねた後は、一輪車に積んではざかけの場所まで運びます。倒れないように気を付けてね!
はざかけをする際のポイントを教えてもらいました。鉄のパイプに束を二つに分けて乾燥させていくのですが、その時に「人」の形で干していると、水分が抜け細くなった稲が地面に落ちてしまいます。それを防ぐため、写真のように「X」の形にしておくと縛った根本がよりきつくなるため乾燥しても落ちないのだそうです。干すだけの作業でも工夫が必要なんですね♪
途中休憩を挟みつつ、あっという間の体験でした!ぬかるんで足を取られたためか、残念ながら一面刈り取りは終わりませんでしたが、頑張りました!お疲れさまでした!
最後に…途中、「かやねずみ」の巣がありました!
かやねずみは日本で一番小さいねずみで、イネ科の植物に巣を作ります。稲はあまり食べず田んぼに生える雑草やイナゴを良く食べるそうです。小さいながらに稲の育成に一役買っているんですね♪
巣がある稲を刈っていいのか心配になりましたが、かやねずみはたくさん巣を持っているそうなので大丈夫だと教えてもらいました!かやねずみは見られませんでしたが、豊かな自然があることが感じられてうれしいですね!