青梅の夏!間伐で森を育てよう!【2022年8月20日実施 / 青梅上成木森林環境保全地域 / 間伐 / ベンチづくり / 森や林業の話 / 川の生きもの観察 / クラフト体験 / 東京 / ボランティア】
本日は、青梅市の北西部にある山地の森林、「青梅上成木森林環境保全地域」での活動です。スギ・ヒノキなどの植林地と、ミズナラ・コナラを主体とする雑木林が広がっており、多種多様な生き物が生息しています。
本日はあいにくの曇り空ですが、気温が高くないため、活動するにはもってこいです!
今回の活動場所はなんと、山の上にあるため、
まずは皆で登山をして活動場所まで向かいます!
急斜面が続くため、とっても大変…!
休憩しながら無理せず登っていきましょう。
途中にある広場で、リーダーから森や地域内の山にいる生き物のお話しを聞きました。良好な森林を育てるには、間伐など人が手を加え管理することがとても大切であること、そして健全な森を維持することは様々な動植物が暮らせる環境になることを教えてもらいました。
お話しの後は、活動で使うヘルメット・ノコギリ等道具を装着!!
活動場所までもう少しです、頑張って登っていきましょう…!
活動場所に到着!登山、お疲れ様でした♪
活動場所に到着した後は、リーダーと大人の参加者による間伐デモンストレーションです! まず、木を倒す方向を誘導するため、木にロープをかけます。
ロープをかけるのは、一筋縄ではいきません…。
枝を使うなど、工夫しながらロープをかけていきます。
ロープを掛けたら、次にチェーンソーで、木を倒す方向に「受け口」という三角の切り込みを入れます。
受け口が向いている方向で、木が倒れる方向のほとんどが決まるため、とっても重要な作業になります。
受け口ができたら「追い口」をつくります。
追い口とは、受け口の反対側から水平に入れる切り込みのことで、
鋸で切り込みを入れていきます。
ある程度切れ込みが入ったら、倒したい方向にロープを力いっぱい引っ張ります。
すると木が倒れ始めて。。。
なんとか木を倒すことに成功しました!
実際に間伐を見学して、間伐はとても大変な作業だという事を学びました。
お昼休憩中、子どもたちは切り倒したヒノキをベンチにして遊んでいました♪
木が揺れて楽しいね♪
休憩の後は、午前中のデモンストレーションを思い出しながら自分たちも間伐に挑戦しました!みんなで協力しながら、追加で2本のヒノキを間伐しました♪
間伐したヒノキは、ベンチ作りの材料にします。
まずはちょうどいい長さになるように木を切っていきます。
木を切った後は、木の皮を向いていきます。この時期のヒノキは水分を多く含んでいるので、スルッと簡単に気持ちよくむけます。
皮むきした木を運んで、かすがいで止めていくと・・・。
とっても立派なベンチが完成しました!
自分たちで間伐した木を加工して、組み立てたベンチなので、
達成感がありますね☆
座り心地も最高です♪
間伐を終えて下山した後は、川で生き物観察かクラフト体験のどちらか好きな方を選択し活動しました。川の生き物観察では、サワガニやカワニナの幼虫など様々な生き物に出会えました。
見つけた生き物は、白いトレーや虫かごに入れ、最後にリーダーが名前や生態について分かりやすく解説してくれました!観察後は元気に育つよう、川に返してあげました。
クラフト体験では、ヒノキを使って自由に工作しました。
木の枝を使ったアクセサリースタンドや…
コースター、キーホルダーなどを作りました!
皆さん、とってもお上手ですね♪
以上で、本日の「里山へGO!」は、終了です!!
みなさま1日の作業、お疲れ様でした♪
これから秋に向けて稲刈りなどのイベントがたくさん予定されているので、是非またご応募してくださいね☆