高校生限定!自然体験プログラム!【2022年8月9日実施 / 八王子滝山里山保全地域 / 自然観察 / 高校生 / 竹伐採 / イナゴ捕獲 / 保全活動 / 東京 / ボランティア】
本日は、「里山へGO!」で"初″となる「高校生限定プログラム」の開催です!
より広い世代の皆様に自然環境の保全活動に携わっていただきたいと考え、今回の企画を実施することになりました!
暑さに負けず、楽しく活動していきましょう♪
まずは、自然観察へ出発!
本日活動する場所はどんな場所で、どんな生きものが暮らしているのか、解説を聞きながら散策します。
「八王子滝山里山保全地域」は、田んぼやそのわきを流れる湧水、畑、そして雑木林や竹林などが広がる樹林地が一体となった場所で、かつて人々の生活に結びついた里山だったことを教えて貰いました。
今は文明が発達し、人が里山の恵みを活用しなくなったことで自然のカタチが変わり、かつてそこに暮らしていた動植物が激減してしまったそうです(><)
この地域で実施している、田んぼの復元や、自然環境の整備を継続していくことで、生きものが暮らしやすい環境になり、生物多様性を守ることにつながるという事を学びました☆
実際に、保全活動を始めてからは、かつて生息していた生きものたちが蘇り、現在では、約400種類もの動植物が確認できるようになったそうです!すごい!
自然観察で頭を使った後は、身体を動かして、保全活動をしましょう!
今回は、竹の伐採に挑戦です!
竹は成長が早く、放っておくと、一帯が暗い荒れた竹林と化してしまいます。生い茂る枝葉によって地面に日の光が入らなくなり、結果として、他の植物やその植物を食料とする動物が棲めない環境となるのを防ぐため、劣勢の竹を間引き、適正な密度で管理します!
みるみるうちに伐採した竹がたくさん集まりました!これらの竹は、地域内の園路整備に利用するなど、全て無駄にはならずに有効活用されます!
ちなみに、昔の人は、竹を使って籠や竿などを作ったり、生活のあらゆるものに活用していたようですよ!
みなさんの頑張りのおかげで、日の光が入るスッキリした竹林になりました♪
【Before】
【After】
本日は、とても暑いので、作業の合間は、こまめに水分補給!今回、環境に優しいリユースカップを使用してみました!紙コップとは違い、リユースカップは洗って繰返し使えるため、廃棄物の削減に効果があります!
乾杯~!冷たいお茶が身体に染みる~!
続いて、チーム対抗戦でイナゴの捕獲をしました!イナゴは稲の葉や茎をかじってしまうので、駆除が必要不可欠です。さあ、何匹取れるでしょうか!?
ぴょんぴょんと跳ねまわるイナゴを捕るのは難しいけれど、
めちゃくちゃ楽しいですね(^^)
1位だったチームは、なんと15匹も取っていました!全体では50匹近く捕獲成功!お見事です◎
捕獲したイナゴは、佃煮にして食べられます。栄養価が高く頭から丸ごと食べられるイナゴは、保存食としても重宝されています!害虫駆除かつ栄養補給も出来るなんて、素晴らしいですね!
本日は猛烈に暑い中、「里山へGO!」にご参加頂きましてありがとうございました!
今回の活動を通して、もっとやりたい!より興味がわいた!と感じて頂けていたら嬉しいです♪
今回、ご指導いただいた団体、NPO法人自然環境アカデミーの活動へもご参加ください!
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