湧水の豊かな自然を守ろう!【2022年7月30日実施 / 矢川緑地保全地域 / 自然観察 / 川の生きもの観察 / 草刈り / 湿地 / 整備 / 東京 / ボランティア 】
本日は立川の南東部、綺麗な湧水が流れる、矢川緑地保全地域での活動です!!
日差しが強く、夏らしい暑さの中でのスタートになりました…!
まずは、自然観察に出発!
リーダーの解説を聞きながら、湿地から緑地まで保全地域内を一周し、矢川に生息する多様な動植物を観察しました。
以下の写真の植物は水辺に生える、「ヒメガマ」です。秋ごろになると、穂から綿毛状の種が飛散するのが特徴です!
5年ほど前は、湿地の乾燥化に伴い「ヒメガマ」が減り、乾燥に強い「オギ」の群落に代わりつつありましたが、本日の講師でもある「矢川ふれあいボランティア」や、「里山へGO!」で行っている保全活動で、徐々に湿地が回復し「ヒメガマ」が増えてきました◎
実際に効果が分かると嬉しいですね♪
今年の2月にも「湿地回復大作戦」を実施する予定ですので、ぜひチェックしてみてください!
→https://www.tokyo-satoyama.metro.tokyo.lg.jp/report/detail?page=3&cId=864
自然観察の後は保全活動へGO!
今回は川の護岸に生えた植物を刈り取る作業です。
草刈をするため、川に入ってみると…川の水が冷たくて気持ち良い♪
リーダーが川の水温を測ったところ、22度でした!
周りの気温は30度に近いので、川に入ることで涼しく作業できますね♪
護岸に根差した植物は、無理に引っこ抜くと玉垣がくずれてしまうかもしれないため、鎌や剪定ばさみを使って丁寧に取り除いていきます。
暑さに負けず、沢山刈り取ります!!
子供たちは川の生き物探しに夢中♪
活動場所の川には、いろいろな生き物が生息しています。
沢山みつけられるかな??
可愛いお魚をみつけた!!
お魚は観察した後、川にリリースしました。
元気に育ってね!
アメリカザリガニも発見!
大量にアメリカザリガニを捕まえることができました!!
アメリカザリガニも外来生物で、繁殖力が強いうえに水生昆虫や川に住む魚を捕食してしまいます。アメリカザリガニを捕まえることも、水辺の環境を守る大切な作業のひとつとなります。
今回、力と体力のある精鋭メンバーは、水田跡の土手の補修に挑戦しました!
まずは保全地域内の土を掘って運び…
運んできた土を使って土手を補修していきます。
多くの土を使うため、とても大変な作業ですが、
土手を補修することで水の流出を防ぎ、湿地環境を保全することにつながります。
皆さん、暑い中大変な作業お疲れ様でした…!
以上で、本日の活動は終了になります。「里山へGO!」にご参加頂きましてありがとうございました☆夏以降もまだまだ沢山の活動を予定しておりますので、是非また来てくださいね♪
今回ご指導いただいた団体「矢川ふれあいボランティア」のホームページもチェックしてみてください☆
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