東京に里山!?みんなで自然にタッチ!【2021年12月4日実施 / 八王子滝山里山保全地域 / 自然観察 / 薪炭林 / 剪定 / 竹の伐採 / 里山 / 保全活動 / 東京 / ボランティア】
本日は、八王子市の北東部、田んぼや竹林、雑木林などが広がる八王子滝山里山保全地域で活動です。
紹介動画はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=D9Qtf61s2uw
天気は雲ひとつない快晴で、まさに活動日和!今日も楽しんでいきましょう♪
まずは、自然観察へGO!
本日活動する場所にはどんな場所で、どんな生きものが暮らしているのか、今回の講師【NPO法人自然環境アカデミー】の方から解説を聞きながら散策します♪
歩いていると…、アナグマの巣穴を発見!子ども達は興味津々に中をのぞいていました!
この時期の風物詩でもある「モズのはやにえ」も観察できました!
「はやにえ」とは、とらえた食物を木の枝に突き刺す行動です。ちなみに、写真はバッタです。なぜこのような行動をするのかは未だに謎で諸説あるそうですが、繁殖期前に串刺しした獲物を多く食べたオスは歌がうまくなり、メスにモテるようになるからではないかと言われているそうです(^^)/
冬の里山も色々な発見があって、面白いですね♪
自然観察の後は、保全活動!雑木林の整備をします!
かつて薪や炭の原料を採取する為に植樹した、クヌギやコナラの剪定をします。木が成長しない冬の時期(休眠期)に、不要な枝を落としてあげると、栄養が分散されず太くて真っすぐな幹になります。また、風通しが良くなることで、病害虫の抑制にも繋がります。
講師から、道具の使い方や安全管理について指導を受けた後は…
いざ実践です!
枝の途中で切ってしまうと不自然な樹形になってしまうので、枝分かれしている付け根の部分から切り落とすことがポイントです。上手に切れていますね!
剪定した枝は、運びやすい大きさに切断し、一か所に集積しました。
運搬は、小さい子たちが大活躍!ヨイショ、ヨイショ、頑張っていたね◎
続いて、竹の伐採にも挑戦しました!
竹は成長が早く、放っておくと、一帯が暗い荒れた竹林と化してしまいます。生い茂る枝葉によって地面に日の光が入らなくなり、結果として他の植物やその植物を食料とする動物が棲めない環境となるのを防ぐために、竹を間引き、適正な密度で管理します!こうした活動は、生物多様性や生態系を維持していく上で、とても重要です。
まずは、切りやすい高さで一度カット!
そのあと、残った竹でつまずかないように、根元から再度カットしました!
活動が終わる頃には、伐採した竹がたくさん集まりました!これらの竹は、地域内の園路整備に利用するなど、全て無駄にはならずに有効活用されます!
みなさまが頑張って作業してくれたおかげで、日の光が入るスッキリした竹林になりました☆
本日は寒い中、「里山へGO!」にご参加頂きましてありがとうございました!
今回の活動を通して、もっとやりたい!より興味がわいた!と感じて頂けていたら嬉しいです♪今回、ご指導いただいた団体、NPO法人自然環境アカデミーの活動へもご参加ください!
詳細はホームページをご覧ください⇒http://www.shizen-academy.org/index.html