本文へ

東京の自然にタッチ 里山へGO! ログイン

活動レポートREPORT

市街地にある自然を探索!【2021年11月6日実施 / 八王子館町緑地保全地域 / 自然観察 / 下草刈り / 古木処理 / クリスマスリースづくり / クラフト体験 / 東京 / ボランティア】

本日は、八王子市の南部に位置し、殿入中央公園に隣接する「八王子館町緑地保全地域」で保全体験を行います♪ここは雑木林と谷戸で構成され、谷戸の奥には池の沢と呼ばれる源流があり、豊かな湿地環境が広がっています!夏にはホタルにも会える素敵な場所です!


はじめに、講師を務めるボランティアの「池の沢に蛍を増やす会」のリーダーより、普段取り組んでいる保全活動についてお話しして頂きました。人の手の加わっていた頃の湿地環境を取り戻し、ホタルをはじめ様々な生き物を育む環境づくりのために、定期的な保全活動を行っているそうです。

池の沢に蛍を増やす会

話を伺った後、実際にどんな生き物が生息しているのか、自然観察へと向かいます!散策しながら見つけた生き物に応じてビンゴマスを埋める「里山ビンゴ」を手にしながら観察を行いました!

道中では、様々な発見があります。こちらはボランティアで育てているキノコの原木です!収穫できるサイズに育つまでには、少なくとも3年はかかるよ~と聞いて驚きです!

次は、あかーい実をつけた植物を発見!こちらは「ツチアケビ」といいます。草たけも高く目立つので、かなり注目の的になっていました。赤い実の外見は枝豆に似ていて食べられますが、リーダー曰く味が無くおいしくないそうです(笑)

これ以外にも、里山ビンゴで見つけた植物をリーダーに伝えると詳しく説明もしてくれま~す!ビンゴ形式の自然観察ということで、お子さんたちは熱中して取り組んでいました!マスをたくさん埋めることができたかな?

自然観察の次は、保全活動を行います!

まず、下草刈りを行った班の活動を紹介します!作業の前に、下草刈りの目的や刈込バサミの安全な使い方についてレクチャーを受けました。下草刈りには植樹した樹木の生育環境を整えたり、草に覆われ芽が出にくくなった植物を芽生えさせる目的があるそうです!

緑地ボランティア

それではどんどん刈っていきましょう!片手で使う小さいハサミと違って、両腕を使う刈込バサミは扱いが大変です。はじめ思うように刈れないという声が目立ちましたが、慣れてくるとみなさんスピードアップしていました!

小さなお子さんには、大人と共同プレーで草を刈ってもらいました♪

作業前はこの様に茂っていた草地も………

みなさんが作業してくださったおかげで、とってもキレイなりました♪地道な活動ですが、継続した保全活動で豊かな自然を育てていきたいですね。

続いて、間伐材を用いて階段修復を行った班の活動を紹介します。

ボランティアの方達が間伐した木を活用して、階段になる丸太、丸太を左右から支える木杭を作っていきます!まずは、丸太を適切な大きさに切り出していきます。

杭に用いる木は、大きいままだと扱いにくいので縦に割り、先端を整えます。木が、いっきに割れていく様子は見ていて気持ちいいです♪

作成した材料を設置したら、スコーン!とかけやで杭を打っていきます。杭打ちは体力も使うので、交代しながら打ち込んでいきました。

ひと汗書いた記念に、写真をパシャリ♪階段の修復はこれにて完了です!

活動の最後はクラフト体験です♪

里山の恵みを使ってクリスマスリースを作ります!材料は、松ぼっくりやカラスウリ、ムラサキシキブ、ワレモコウなど八王子館町産の自然素材がいっぱいです!

まずは、材料を選びからスタート!!みなさん真剣に材料を選んでいました。

グルーガン(接着剤)を使って配置や色を工夫しながら木の実などをつけていきます。家族みんなで作れるので、いい記念になりますとの声を頂きました!

最後にみなさまの作品を紹介しちゃいます!!それぞれ個性があふれる本格的なクリスマスリースばかりです!!

素敵なクリスマスリース、ぜひおうちに飾って楽しんでくださいね♪参加者のみなさまお疲れさまでした!また、里山へGO!イベントでお会いできるのを楽しみにしています。

リース