東京の里山で稲作体験! 秋の実りを収穫しよう!【2021年10月16日実施 / 横沢入里山保全地域 / 田んぼ / 稲刈り / はざかけ / 自然観察 / 東京 / ボランティア】
みなさま、お待たせしました。ついに、里山へGO!保全地域体験プログラムの再開です!今年初となるプログラムでは、あきる野市に位置する「横沢入里山保全地域」の田んぼで、実りの時期を迎えた稲の刈取り作業を行いました。約10か月ぶりとなるプログラム開催ですが、皆様から沢山の参加申し込みをいただきました。ありがとうございます!
早速、当日の様子を紹介していきます!
まずは、参加者全員で開会式と恒例のラジオ体操を行った後、作業講師を務めるNPO法人横沢入タンボの会の方から鎌を使った稲の刈り方や束ね方を教わります。
みなさん、作業イメージが涌いたところで、さあ、お待ちかねの稲刈りスタートです!
稲刈りで使う鎌はふつうの鎌とは違い、刃がぎざぎざとしているノコギリ鎌。
引くたびにザクザクという心地よい感触が手に伝わり、小さい子の力でも上手に刈り取れます。
田んぼの中はぬかるんでいて、最初は一歩動くのも大変ですが慣れてしまえばへっちゃら!皆さん、楽しそうにどんどん稲を刈り取っていきます♪
みんなで力を合わせた結果、一面に実っていた稲穂も一気に刈り取れました!
刈り取った稲は、ワラを使って根元を束ねていきます。
束ねた稲穂がいっぱいになったら、手に抱えたり、ソリや一輪車に乗せたりして田んぼから運び出します!小さい子も元気いっぱいに勢いよくソリを引っ張ります!
次に稲穂を天日にあてて干す、はざかけ作業も体験しました。
はざかけには、水分が多い籾(もみ)を、お日様の力をかりて程よく乾燥させる意味があります。ゆっくり天日干しさせることにより、割れる粒を少なくできるメリットもあるそうです。
束ねた稲を2つに開き、パイプで組み立てた稲架へかけていきます。皆さんの協力プレーでどんどん稲穂がかけられていきました。
以上で、予定していた作業は完了!!
作業前にはこんなに実っていた田んぼですが、キレイに刈り取る事ができました!
また、田んぼの周りでは、秋の風物詩である「ススキ」をたくさん見る事ができました!
穂が四方に広がり風を受けやすくすることで、花粉を風に乗せて運ばせています。
作業でお腹もすいたせいか、見ているとお団子が食べたくなっちゃいました(笑)
曇り空からのはじまりとなりましたが、午後には晴れ間も差し込み、一日作業しやすい空気の中でプログラムを行う事ができました!
来月には、今回の作業で刈った稲穂を脱穀する体験プログラムも予定しております!
また、里山へGO!の活動に是非お越しください!