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活動レポートREPORT

第4回東京の里山湿地回復大作戦!【2020年2月1日実施 / 矢川緑地保全地域 / 自然観察 / 湿地の整備 / 湧水 / 川の生き物観察 / 東京ボランティア 】

本日は、立川市の南東部、綺麗な湧水が流れる矢川緑地保全地域で活動です。
カラっと晴れた気持ちの良い天気の中で、半日元気に活動しましょう♪

湧水

今回の活動は、第4回目となる「東京の里山湿地回復大作戦!」です!
矢川緑地保全地域は、湧水の流れを境に広がる湿地と雑木林からなる里山です。かつて広い水面に覆われていた湿地は、近年、陸地化が進み、湿地をすみかとする生きものにとって住みやすい環境が失われつつあります。
そこで、2017年から、湿地を回復させるため、みんなで活動するイベントとして、湧水を引き込む溝作りや、水路の幅の拡張を行ってきました。第4回目となる今回は、第3回に引き続き、湿地の乾燥化を防ぎ、多様な動植物が生息できる環境を整えるため、湿地内に浅い水路を作る作業を行います!

〇第3回目の様子⇒「第3回目東京の里山湿地回復大作戦!」【2019年2月2日実施】

矢川緑地保全地域の体験プログラムに参加したことがあるリピーターの方々は、さっそく湿地回復作業開始です!リーダーから作業方法を教えてもらったあとに、スコップやクワを使って、土を掘り進めていきます。

湿地

土木作業に似たかなりの重労働にも関わらず、さすが!リピーター!!作業がどんどん進んでいきます。土を掘って、一輪車に載せて、集積場所まで運ぶ。繰り返しの作業となりますが、頑張りましょう!

湿地整備

湿地整備

矢川緑地保全地域の体験プログラムに初めて参加される方は、矢川がどんなところであるのかを知ってもらうために地域内を散策し、リーダーから湿地に生息する動植物について、分かりやすく教えてもらいました。

自然観察

道中では、春の訪れを告げる「ふきのとう」を観察出来ました♪まだ小さくてかわいいですね。それにしても、きれいな黄緑色ですね~。

ふきのとう

自然観察の後は、いよいよ湿地の作業開始です。リーダーやリピーターに教わりながら、深さ20センチ×幅70センチ程度の浅いお皿のような形を目指して掘ります。

湿地整備

こども達もスコップに乗って全体重をかけて頑張っていました♪

湿地整備

お見事!一度にたくさん掘れたね♪記念にパシャリ☆

湿地整備

作業中に嬉しい出会いが!なんと冬眠中のアカガエルがいました。だんだんと湿地が蘇ってきている証ですね! 起こしちゃってごめんね。

アカガエル

湿地整備と並行して、こども達を中心に川に入って生きもの観察もしました♪

生き物観察

まだまだ寒い時期にも関わらず、カワニナやエビ、ザリガニなどたくさんいました♪
捕まえた生き物は白いトレーに入れ観察し、また川に戻してあげました。

生き物観察

生き物観察

湿地作業は、皆様のおかげで効率良く進み、予定していた作業が全て完成しました!新たな水路が2本完成し、前回の体験プログラムで掘った水路と繋がりました!

湿地整備

湿地整備

以上で、本日の「里山へGO!」は、終了です!!また、湿地の様子を見に矢川緑地保全地域に来てくださいね♪

集合写真