第３回東京の里山湿地回復大作戦！【2019年2月2日実施 / 矢川緑地保全地域 / 自然観察 / 湿地の整備 / 湧水 / 川の生き物観察 / 東京ボランティア 】
本日は、立川市の南東部、湧水が流れる矢川緑地保全地域で活動です。
今回は、第３回目となる「東京の里山湿地回復大作戦！」です。
天気は快晴！２月にもかかわらず、少し動くと汗ばむくらい暖かい日となりました。今日も、楽しく活動しましょう♪
矢川緑地保全地域は、湧水の流れを境に広がる湿地と雑木林からなる里山です。かつて広い水面に覆われていたその湿地は、近年陸地化が進み、湿地の貴重な生きものが住む環境が失われつつあります。そこで、平成２９年から、湿地回復のため、みんなで活動するイベントとして、湧水を引き込む溝作りや、水路の幅の拡張を行ってきました。第３回目となる今回は、湿地の乾燥化を防ぎ、多様な動植物を回復させるため、湿地内に浅い流れを作ります！！
まず、矢川緑地保全地域の体験プログラムに初めて参加される方は、湿地や雑木林のことをよく知るため、地域内を散策し、自然観察を行いました。
道中では、湿地に生えるガマを観察できました♪種がフワフワだね！
一方、以前も矢川緑地保全地域の体験プログラムに参加したことがあるリピーターの方々は、さっそく湿地回復作業開始です。リーダーから作業方法を教えてもらったあとに、スコップやクワを使って、土を掘り進めていきます。
途中から、自然観察組も加わり、作業スピードもアップ！今回は、深さ20センチ×幅70センチ程度の浅いお皿のような形を目指して掘ります。
なかなか力のいる作業ですが、子どもたちも、一生懸命に頑張ってくれました！！
土を掘って、一輪車に載せて、集積場所まで運ぶ…この作業の繰り返しです。頑張りましょう～！
湿地整備と並行して、子どもたちは川に入って生きもの探しをしました♪
岩のかげなど夢中になって探しました。
カワニナを発見！！
捕れた生き物は白いトレーに入れ観察し、また川に戻してあげました。
湿地の方は…２時間ほどの作業で、湿地内に２０メートルの浅い溝を２本、完成することが出来ました！！目標達成です！ありがとうございました。
最後に、使った道具をピカピカにして、本日の活動は終了です。
記念に集合写真をパシャリ！ 本日、掘って頂いた溝には、4月から5月にかけて水がとおる予定です！！どんな動植物に出会えるか楽しみですね。また、湿地の様子を見に来てくださいね♪
