秋の里山で竹刈り体験!【2018年10月14日実施 / 多摩東寺方緑地保全地域 / 自然観察 / 竹伐採 / 竹クラフト】
本日は、京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスと徒歩で約15分、多摩市北部に位置する多摩東寺方緑地保全地域で竹の伐採及び竹を使ったクラフトの体験をします。
朝方に降っていた雨も上がり、活動に適した気候となりました!
最初に、保全地域を散策しながら、自然観察をしていきます。里山の生態を身近で見て!触って!を実践します。
続いて、メインとなる竹の伐採へ移ります。
多摩東寺方緑地保全地域の竹はモウソウチクという種類であり、生育が早く、放っておくと、一帯が荒れた竹林と化してしまいます。林床に陽が届かず、植生が繁茂しない要因となります。竹を伐採し、間引くことで適正な管理を目指していきましょう!
のこぎりとヘルメットのセットを装備し、早速、作業にとりかかります。
子ども達には、直接、講師が指導していきます。上手にのこぎりを使えるかな?
こちらでは、お母さんと一緒に竹を切っていますね♪
切った竹は、この後でおこなうクラフトの材料となります。何を作るのかを考えて、手ごろな大きさの竹を探すのも楽しいですよ。
お昼を挟んで、午後は、待ちに待った竹を使ったクラフトとなります!
ノコギリで切ったり、ナタで割ったり、いろいろな道具を使って、形を整えていきます。
子ども達は、竹のおもちゃを作ってみましょう!
なにができるでしょうか?
まずは、ブンブンゴマです!回して、伸ばして、縮めて、ヒュイーンっと音を響かせます。
次は、竹鉄砲です!紙の弾を詰めて、一斉に狙いをさだめて、どこまで飛ばせるか競争です。
一方、大人の方々も作品が完成していきます。コップにお皿や一輪挿しと、短時間でしたが出来栄えに皆さん満足な表情ですね。
以上で本日のプログラムは終了となります。
このように竹を伐採し、整備を進めていくことで、保全地域として良好な環境を維持することができます。皆さまには、この活動を知って楽しく体験していただき、また来たい、やってみたいと思っていただければ良いなと考えています。
一日、ありがとうございました。