用水沿の雑木林を体感しよう!!【2015年7月25日実施 / 野火止用水歴史環境保全地域 / 自然観察 / 里山体験 / 森 / クラフト体験 / 用水】
夏の雑木林は、周囲より涼しい。それでも、晴天で風がなく暑い日の開催となりました。
里山体験プログラムの記念すべき一回目は、野火止用水沿いの雑木林、「野火止用水歴史環境保全地域」の東久留米市下里地区で開催しました。
1655年に開削された野火止用水は玉川上水の分岐点から、都県境まで9.6km。コナラ、クヌギの雑木林が上水沿いに残っています。
まずは地域内を自然観察として散策し、この地域の保全活動を行っている「東久留米自然ふれあいボランティア」の方に植物や雑木林のことを教えてもらいました。
その後、竹の伐採を体験。手ノコで切って、運びだします。
萌芽更新地でもやかきも体験。伐採後に萌芽した若芽は、必要なものを残して、間引きます。残した部分が成長して、健全な木となります。
お昼休みを利用して、コースターづくり。疲れても最後まで自分の力で切りたくなるのです。
午後は、下草刈を体験。みんなでやるとみるみる林床がきれいになっていきます。暑い中での作業は、大変。その分、冷たい水のおいしいこと。
希望者は、木の実を使ったクラフト体験もしました。輪切りにした木の台座に気に入った木の実をボンドでつけていきます。
最後は、切り出した竹で工作。子どもたちは水鉄砲、大人は一輪ざし、おちょこなど・・・中には、流しそうめん用に長い竹を持ち帰った方も・・・。
参加者の皆さま、本当に暑い中お疲れ様でした。萌芽更新した森の生長をまた見に来てください。