東京に里山!?秋の実りにタッチ!【2015年10月31日実施 / 八王子滝山里山保全地域 / 自然観察 / 里山体験 / 田んぼ / 稲刈り / はざかけ】
実った稲穂が頭を垂れる頃、八王子滝山里山保全地域で里山保全活動を実施しました! 秋の実りにタッチ! ということで、今回は稲刈りをしてきました!
八王子滝山里山保全地域は、道の駅八王子滝山のすぐそばにある、かつての里山風景を取り戻しつつある場所です。NPO法人自然環境アカデミーさんが活動をはじめて2年半。地元の方々の協力を得ながら、早くも3枚の田んぼを復田させました。
今年も立派に育ってくれました!
さあ、活動開始! まずは稲の刈り方と束ね方を教わります。NPO法人自然環境アカデミーの野村事務局長が丁寧に指導してくれました! ふむふむ、束ねるのに少しコツがいるようです。
少し練習したら、田んぼを取り囲んで、稲刈り開始! みんな一斉に刈っていきます。刈り取るときの「ザクッ」という感触がとっても気持ち良いんですよね♪ 秋の風がほどよく吹いて、気分爽快でした。
刈った後は、はざかけ! 「はざかけ」とは、刈り取って束ねた稲を、天日干しして乾燥させることです。刈り取った直後のお米は水分が多く、そのままでは保存中に味や風味が悪くなってしまいます。はざかけをすると、甘味・旨味が増すと言われています。
せっせと運んで~
せっせと掛けます!
そして、はざかけ完了! 今では乾燥機を使うことも多いそうですが、はざかけのある風景は、何にも代えがたい素敵な里山の原風景ですね。
最後に、八王子滝山里山保全地域の自然観察を行いました。子どもはもちろん、大人まで楽しめる発見がたくさん!
アナグマの巣も発見!!
秋の実りをたくさん感じることができる一日になりました!
東京にも四季を色濃く感じられる場所がたくさんありますね。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。また東京の里山へ来てくださいね!