本文へ

東京の自然にタッチ 里山へGO! ログイン

活動レポートREPORT

用水沿の雑木林を体感しよう!!【2024年11月9日実施 / 野火止用水 / 森の手入れ / 下草刈り / 萌芽更新 / クラフト体験 / 東京 / ボランティア】

東久留米市の「野火止用水歴史環境保全地域」で活動を行いました!
野火止用水は全長約25km、開通は1655年と歴史のある用水路です。

野火止用水

晴れていても、少し肌寒く感じる一日でしたが
体を動かして保全活動をして来ました!

ここからは、当日の様子です。

まずは、自然観察です。
講師のみなさんから、萌芽更新の説明を受けながら、実際の行っている萌芽更新地を見て学んでいきます。
この後の保全活動で実際に萌芽更新をするそうです!今からワクワクしますね。

自然観察

秋は木の実や落葉がたくさん!様々な違いを観察しながら、学んでいきましょう。

自然観察

保全地域を歩いていると、スズメバチを見つけました。
スズメバチは非常に危険な虫ですが、女王蜂以外は冬になると死んでしまいます。
そのため今回見つけた蜂達も寒さで動きがとても鈍くなっていました。
観察するのには適していましたが、冬でも刺される危険はありますので、注意して観察しましょう。

スズメバチ

さて、自然観察の後は保全活動のスタートです!

まずは、下草刈りを行いました。
今回実施した場所は、以前に大きな木を伐採した箇所のため、日当たりがとても良い場所です。この場所を草刈りすることで、林床に光を当てることができ、土に埋まった種子を芽吹かせていきます。

下草刈り

日当たりの良さも相まって、草が繁茂しています。やりがいがありますね。

下草刈り

皆さんの活動のおかげで、こんなに綺麗になりました。

草刈り後の保全地域

さて続いては、”もやわけ”です!
もやわけ・・・あまり聞きなれない言葉ですよね。もやわけというのは、萌芽更新で伐採後に出てきた萌芽を選別する作業です。
二股に分かれた木の生育が良い方を残し、悪い方を切っていく作業です。

伐採作業

どんどん切っていきましょう。

伐採作業

伐採した木は短く切って、一か所に集積します。

丸太切り

さて、最後は木の伐採チームとクラフトチームに分かれて保全活動です。

まずは、伐採チームからです。
伐採チームは自然観察で実際に見た萌芽更新地で、大きい木を伐採します。
大きい木を切るときは、木の動きをコントロールするためにロープをかけてから伐採を行います。

伐採作業(ロープを木に掛ける)

ロープを掛けたら、木を切っていきます。
今回の伐採では造林用の少し長めのノコギリを使用して切っていきます。

鋸で伐採

伐採後は、もやわけの時と同様に木を短く切っていきます。

丸太切り

萌芽更新は、林の若返りを進めるための大切な作業です。

続いて、クラフトチームです。
クラフトチームは、保全地域にあるシュロの葉っぱを使って工作をしていきます。
今回はハエたたきとバッタ作りです!
講師のみなさんに教わりながら作っていくのですが、工程が多くてなかなか難しい。。。
皆さん苦戦していました。

クラフト体験

でも最後には、なんとか完成させることができましたので、完成品を見せてもらいました。

クラフト体験(シュロの葉で作ったハエたたき)

ハエたたきとバッタの両方を完成させた参加者も~!すごい!

クラフト体験

以上で本日の活動は終了です。
みなさまお疲れ様でした。
用水沿いの雑木林は体感できましたでしょうか。
またのご参加をお待ちしております!

今回ご指導いただいた講師のみなさんの活動もチェックしてみてください。
詳細はこちら!

*「登録団体イベント・活動紹介」から東久留米自然ふれあいボランティアの活動紹介をご覧ください。