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活動レポートREPORT

八王子で稲作体験!初夏の里山で田植えにチャレンジ!【2024年6月30日実施 / 八王子滝山里山保全地域 / 田んぼ / 田植え / 東京 / ボランティア】

本日は八王子市の北東部に位置する八王子滝山里山保全地域で活動です♪
まずは羽化途中のオニヤンマがお出迎え。
中々見られない貴重な瞬間でした!

オニヤンマ

最初に保全地域の団体さんから里山保全についての説明を受けました。
水田環境を復元する目的は、
お米を作る事だけではなく、生きものが暮らしやすい環境を整えること。
田んぼではカエル、トンボなどが育まれ、それらを餌とする鳥やヘビなどが集まり、
水田環境の生物多様性が広がっていきます。
水田を復元し、たくさんの人の手で維持管理していくことは
生物多様性を未来へ繋いでいく重要な役割を果たしているという事を学びました。

里山保全の説明

続いて、田植えについてもレクチャーを受けました。
本来では田植えが終了している時期ではあるため、
成長した苗を植えていきます。とっても立派で元気な苗でした!

苗

田植えのポイントは、①根本部分をもって分けること、
②鉛筆を持つ様に掴み、植える際は第二関節くらいまで埋めること
ちなみに今回植える本数は5本です。
それでお茶碗一杯分のお米が収穫できるそうですよ♪

田植えの手順のレクチャーを受けたら、田んぼへ出発!

曇り空で蒸し暑い日でしたが、田んぼの中はひんやり。
深いところや浅いところ、転ばないように慎重に進んでいきます。

田植え

序盤は田んぼに足をとられてぎこちない様子でしたが、段々と植えるスピードもアップ!

どろんこだけど皆さんとっても楽しそう♪

田植えをする家族

休憩中に生き物探しも!
何と、カエル、クワガタ、カミキリムシ、
トンボなど多くの生きものが確認出来ました!!
雑木林からはセミの鳴き声も!

オオシオカラトンボ

保全地域内の豊かな生態系と夏をたくさん感じることができました。

皆さんの頑張りのおかげで、時間ぴったりに、一面の田植えが終了。
苗が長いため、へたり込んでいるように見えますが、
稲はとっても強いので、2週間くらい経てば、
ピンとしっかり根付いた状態になります♪(奥に見えるような田んぼ風景になりますよ!)
そういった稲の成長も見に来てもらいたいです!

田植え後の田んぼ

半日という短い時間でしたが、皆さんのおかげで
無事全ての作業を終えることができました。
秋の稲刈りには植えた苗たちがどんな姿になるのか楽しみですね!
またのご参加をお待ちしております♪

今回、ご指導いただいた団体、NPO法人自然環境アカデミーの活動もチェックしてみてください!
詳細はホームページをご覧ください⇒http://www.shizen-academy.org/index.html