東京の里山で堆肥作りをしてみよう!【2024年3月9日実施 / 横沢入里山保全地域 / 田んぼ / 堆肥作り / 東京 / ボランティア】
本日は、あきる野市内にある、都内有数の「谷戸」が存在する横沢入里山保全地域で活動します!
近くを流れる秋川の水が集まり、種類豊富なカエルやゲンジボタルが生息する豊かな環境です。
まだ肌寒い中での作業でしたが、近くの池ではカエルの卵やオタマジャクシも見ることができました。
たくさんの生き物や草花がもっとあふれる、里山の春が待ち遠しいですね~!
今回体験してもらう活動内容は、美味しいお米を作るために欠かせない「堆肥作り」です。
NPO法人横沢入タンボの会の方から、谷戸のお話や横沢入の特徴などをお話しいただいたあとは、ケガ予防のためのラジオ体操!体が温まったら活動場所へ出発です!
それでは、さっそく作業開始!!
作業の工程は①わら ②落ち葉 ③ぬか をミルフィーユ状に繰り返し敷き詰めていきます。そして長い時間をかけて発酵させることで、堆肥が作られます。
その土地にあるものを使い、無駄なく活用する、まさに自給自足の知恵が詰まっていますね!
①堆肥入れ用に竹で組まれたエコスタックの中にわらを敷き詰め、みんなで平らになるよう踏んでいきます。みんなでぐるぐる回りながら、わらを踏みしめました。
②落ち葉を集めて運びます。たくさんの落ち葉がプールみたい!
③運んできた落ち葉を、わらの上に敷き詰めたら、ぬかを落ち葉の上にむらなく撒きます。
ぬかの粉が舞い上がらないように、そーっとお願いします…!
最後にわらを敷いて、全体に水をかけたら1層目が完成です!
ぬかがわらと落ち葉を発酵させ、良い堆肥になってくれるそうです。
手順が分かってきたら、作業をどんどん繰り返していきます。
大人も子どももいっしょに作業に夢中!がんばれー!
みんなで交代しながら、重ねたわらと落ち葉をふみふみ…ふみふみ…
そして、ついにエコスタックいっぱいまで詰め込んで完成しました!!
おつかれさまでした~!!
作業の最後には、昨年の里山へGO!で作った堆肥の中から
カブトムシの幼虫がたくさんでてきました。子どもたちは大興奮っ!!
オオカマキリの卵も発見!
里山の暮らしを支える大切な作業、皆さま楽しみながら体験していただけたでしょうか?
ご参加いただきありがとうございました!
横沢入里山保全地域では、1年を通して様々なイベントを企画しています。
里山の活動に参加してみたい!自然に触れてみたい!と思った方は、ぜひ「里山へGO!」に登録してみてください!