学生限定!自然体験プログラム!【2024年3月2日実施 / 八王子滝山里山保全地域 / 自然観察 / 学生 / 間伐材 / 薪割り / 保全活動 / 東京 / ボランティア】
今回の里山へGO!は、より広い世代の皆様に里山保全活動への興味・関心を持っていただくため、中学生以上の学生の方を対象に開催しました!
活動場所となる八王子滝山里山保全地域は、八王子市の北東部に位置し、JR八王子駅からバスと徒歩で約20分の所にある里山です。田んぼや湧水、そして雑木林などの樹林地が一体となって残されており、かつての里山の暮らしを体感できる保全地域です。
保全作業前の準備体操した後は、さっそく里山へGO!
2班に分かれて自然観察に出発しました。
自然観察では、講師のNPO法人自然環境アカデミーの方から地域の概要や地域内に生息する動植物について解説していただきました。
解説では、人の営みによって形成された里山という環境は、継続的に手入れをしていくことで、動植物の生育環境が保たれることなどが話され、皆さん真剣に聞いていました。
人が維持する田んぼがあることで、カエルやトンボ(ヤゴ)の棲みかになり、それらの生きものを狙って、ほかの生きものたちも集まってくるのですね!そんな里山に生息する生きものたちの剥製も見せていただきました!
休憩をとった後は、いよいよ樹木の伐採!今回切るのは桑の木。日当たりの良いこのエリアを草地として活用するため間伐しました!
講師の方がチェーンソーを使って伐採する際、倒す方向が定まるように、全員でロープを引っ張りお手伝いしました。
普段は見られない貴重な機会!
無事に切り倒した後、年輪を見て樹齢も確認し、
この桑の木は樹齢15年ということがわかりました!
切り倒した木は、皆さんで木を細かく切り分ける
「枝払い」と、「玉切り」という作業を行いました。
2班に分かれて行うことで、どんどん作業がはかどり、
細かく切ったほとんどの枝を、大きさごとにきれいに整理することができました!
次に、玉切りした木を更に細かくするため、薪割りをしていきました。
薪割り機に木を挟んでセットし、ハンドルを動かすと裂けるように割れていきました!
最後に、割った薪は、集めて薪棚に保管しました。実際に薪として使用するためには、薪割りをしてから、1~2年ほど乾燥させる必要があるそうです。保管場所を確保するのも大変ですね。
以上で活動は無事に終了しました。
参加してくださった皆様、お疲れ様でした!ありがとうございました!
自然観察や保全活動を通じて、東京の里山や自然にふれ、より身近に感じていただけたなら嬉しいです。
今後も様々な世代の方に活動を楽しんでもらえるよう、企画していきますのでご期待ください!