東京の貴重な湿地を復元しよう！第7回湿地回復大作戦！【2024年2月3日実施 / 矢川緑地保全地域 / 自然観察 / 湿地の整備 / 湧水 / 川の生き物観察 / 東京ボランティア 】
本日は、立川市の南東部にある矢川緑地保全地域で活動です。
綺麗な湧水を眺めながら、冬にしかできない湿地回復活動頑張りましょう！
矢川緑地保全地域の湿地を回復させるためのイベントも７回目となりました！
今回も湿地の乾燥化を防ぎ、多様な動植物が生息できる環境を整えるため、湿地内を掘削していきます。
体験プログラムに初めて参加される方々は、矢川緑地保全地域内を散策し、自然観察を行います。
樹木の解説や、湿地で育つハンノキの解説など盛りだくさん！
林内では、ニワトコの新芽が芽吹き、春を目前に感じることができました。
自然観察の後は、いよいよ湿地回復作業開始です！！
リーダーから作業の説明を受けたあと、掘削する部分に引かれた白線に沿って土を掘り進めていきます！
掘った土は一輪車に載せて、集積場所まで運んでいきます。
とても重たいので、大人と一緒にせーの！
気温がとても低い日でしたが、湿地内は日当たりもよく、身体もたくさん動かすので、汗だくに！！
土を掘るのは大人でも大変な作業ですが、子どもたちも上手にスコップや唐鍬（とうぐわ）を使って掘り進めてくれました！
湿地での作業と並行して、子どもたちと川に入って生きもの探しを行いました♪
川の中を網ですくってみると、カワリヌマエビやアメリカザリガニ、
カワニナなどいろんな生きものを見つけることが出来ました！
一見何もいないように思える冬の川にも、
たくさんの生きものが生息していることがわかりました！
今回見つかった川の生き物は、ほとんどが在来種でしたが、
夏の矢川の活動で防除作業をする外来種のオオカワヂシャやオランダガラシなどがたくさん増えており、団体さんから、どうして増えてしまったのか、
何が困るのか、これからどうしていくのかも丁寧に解説してくださり
お子さんたちも真剣に話を聞いてくれました。
観察した後は、生き物を元の場所へリリース！
アメリカザリガニは条件付き特定外来生物のため、
かわいそうですが放さずに処分します。
湿地回復保全作業は、みなさんのおかげで予想以上に作業を進めることができ、無事にミッションクリア！
また来年も一緒に頑張りましょう♪
以上で、本日の「里山へGO！」は、終了です。
希少な動植物を守るためには、環境を守り維持していくことが大切です。
今後も継続して活動を行っていきますので、ぜひまたご参加ください！！
今回、ご指導いただいた団体、矢川ふれあいボランティアの活動もチェックしてみてくださいね！
詳細はこちら⇒ https://yagawafv.blogspot.com/
