みんなで明るい森を育てよう!【2023年12月3日実施 / 八王子大谷緑地保全地域 / 萌芽更新 / 草刈り / 間伐 / クリスマスリース / クラフト体験】
本日は、八王子市の北部にある「八王子大谷緑地保全地域」での活動です。風が吹けば落ち葉がハラハラと舞い、冬の訪れを感じさせてくれます。この日も朝の気温が5℃以下でしたが、寒さに負けず張り切って活動していきましょう!
と、その前に、けが予防のため準備体操を行います。リーダーの掛け声に合わせて身体を思いっきり動かしましょう!
身体がほぐれたら、さっそく活動開始です。
まずは自然観察を行います。班ごとに分かれて出発!
リーダーから、八王子大谷緑地で計画的に行っている雑木林の管理方法のひとつ、「萌芽更新」について教えてもらいました。年月を経た樹木を伐採し、新たに切り株の周りから芽生えた芽(萌芽)を育てることで、雑木林の若返りを図る保全活動です。
暗く荒れた雑木林と化していたこの場所も、今回の講師である「八大緑遊会」のみなさんが継続的に手入れをしているおかげで、様々な生きものがすめる明るい森に生まれ変わりました。この状態を継続したいですね。
落ち葉溜めには、カブトムシの幼虫がたくさんいると教えてくれました。
リーダーが落ち葉溜めの土を掘ってみると……。
まるまるとした幼虫を発見!
起こしちゃってごめんなさい。
来年の夏、立派なカブトムシ姿でお会いしましょう(*^-^*)ノ
自然観察の次は、森の手入れにチャレンジ!
最初は下草刈りを行います。
道具の安全な使い方について説明を受けた後、ササや雑草を刈り取っていきます。
どんぐりの実から育った幼木もあるので、間違えて刈ってしまわないよう、気を付けながら作業します。
下草を刈ることで、日が差し込むようになり、樹木が育ちやすい環境になるんです♪
みなさんの頑張りおかげで、先が見通せるようになりました!
【Before】
【After】
続いて「樹木の間伐を行う班」と「クリスマスリースをつくる班」に分かれて活動します。
まずは、間伐班からレポート!
間伐とは、生育の悪い劣勢の木を伐採し、残った木の成長を促す作業です。安全な伐採を行うため、倒す前に重心をよく見定めます。
倒す方向が決まったら、作業開始!受け口、追い口と順番にノコギリで切っていきます。
お子さんには、リーダーが優しく指導してくれるので安心して取り組むことができました。
木を切り倒した後は、集積しやすいように枝を払い、玉切りをしていきます。
みんなで力を合わせて木を切り倒す体験は、達成感がありますね♪
一方、クリスマスリースづくりのみなさんは……。
里山でとれた葉や松ぼっくり、木の実などを、土台となるツルに取り付けていきます。
作業中は子どもも大人も真剣です!
配置や色を工夫しながら作業を進め、世界にひとつだけのリースが完成!!
どれも華やかで素敵です♪
おうちに飾って楽しんでくださいね!
以上で本日の活動は終了です。
ご参加頂いたみなさま、お疲れ様でした。またのご参加をお待ちしております!
今回ご指導いただいた団体「八大緑遊会」の活動もチェックしてみてください!