東京の里山で稲作体験! 秋の実りを収穫しよう!【2023年10月8日実施 / 横沢入里山保全地域 / 田んぼ / 稲刈り / はざかけ / 自然 / 東京 / ボランティア】
本日は、あきる野市の横沢入里山保全地域で田んぼの活動です!
9月は、残暑が厳しく10月も暑さが心配されましたが、ちゃんと季節は移ろっているようでめっきり「秋」といったところでしょうか。
田植えのため水を張った田んぼが鏡のように青い空や白い雲を映し出す春、山の緑が青々と茂る中で稲が成長する夏、そして黄金色に輝く秋。
季節ごとに私たちの目を楽しませてくれる里山の風景です。
春の田植え、夏の草取りを経ての稲刈りです。
田んぼがどうなっているか楽しみですね。
さっそく、田んぼへレッツゴー!!
前回の稲作体験で草取りを行った稲はおよそ3か月でどうなったかな???
まさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」状態です。
7月の草取りの様子はこちら!⇒
https://www.tokyo-satoyama.metro.tokyo.lg.jp/report/detail?page=0&cId=1025
今回は、3グループに分かれて作業を行います。
「刈って」、「束ねて」、「縛って」、「吊るす」作業をしていきましょう。
まずは、「刈って」です。
講師の方からのこぎり鎌の使い方と稲刈り方法を教わります。刃物を使うのでみなさん慎重に。
さぁ、いざ実践です♪
ザクザク、ザクザク・・・
小気味よい音が響きます。
ところどころ、水を含んだぬかるんだ土での作業に足を取られてしまう場面も。。。
稲を刈っている間も
「バッタがいる~」
「カエルみつけた~」、「どこ~?」
「カマキリ捕まえるから動かないで~!」
などなど、こどもたちは各々、好奇心の赴くまま田んぼの生き物たちと戯れていて、楽しそうです。
田んぼの環境を求めて生き物たちが住み着いているんですね。まさに、生物多様性にあふれていますね。
みなさんのおかげであっという間に稲を刈ることが出来ました。
非常にキレイに刈られています。
素晴らしいです☺
<Before>
<After>
次は、「束ねて」と「縛って」です。
収穫した稲は数本の藁で束ねて縛ります。この作業がかなり難しく、皆さん悪戦苦闘していました。講師の方からも「違うよ。よく見てね~。」と厳しくも愛ある指導により稲束をどんどん作っています。
こちらも素晴らしいです☺
仕上げは「吊るす」です。
稲束を自然乾燥させる「はざかけ」と呼ばれる作業です。
稲架まで稲束をリヤカーや一輪車で運びましょう。おとなもこどもも力を合わせて、、、
レッツゴー!!
稲干し台へもっていったら、稲を逆さにして台にかけ、脱穀の時までじっくり乾燥させます。
「おいしいお米になりますように」と願いを込めながら、1つひとつ丁寧にはざかけすると実りの秋を感じさせる稲のカーテンの完成です。黄金色に色づいた稲が風に揺られゆったりとうねる姿は、まさしく「美」ですね。
ご参加頂いたみなさま、お疲れ様でした!
またのご参加をお待ちしております(^^)/