恵みの森の1日里山体験!~大学生向けプログラム~【2023年9月3日実施 / 宇津木緑地保全地域 / 自然観察 / 下草刈り / 薪割り / 樹木剪定 / クリ拾い 】
八王子市にある宇津木緑地保全地域にて、
恵みの森の1日里山体験!~大学生向けプログラム~を開催しました!
まず初めに、保全地域の説明や注意事項を講師(FoE Japan)より説明。
理解が深まったところで、ケガのないように準備体操を行います。
当日は雨が予報されていましたが、厚い雲がかかりながらも、
最後まで降られず、気温も暑すぎずで絶好の活動日和になりました♪
木陰を利用しながら準備体操♪
準備が整ったら、2班に分かれて下草刈りに出発です!
刃物の使い方を講師に指導してもらい、作業開始。
大鎌を使って、どんどん刈っていきます。
広いエリアも間隔に広がり、安全に注意しながら作業を進めていきます。
終了後はこんなにスッキリしました!
下草刈りを行うことで、日の光が入り、
明るい林床を好む植物が出てきやすくなります。
どんな植物が出てくるのか今から楽しみですね♪
作業後は、使った道具を手入れします。
長く道具を使うには、手入れはとても重要。
講師から研ぎ方を学びます。
刃物の手入れ作業は、一番ケガをしやすいので、
砥石の持ち方や、鎌をしっかりと固定して行いました!
下草刈り・道具の手入れが終わったら次は自然観察です♪
講師から宇津木緑地保全地域についてのお話を聞きながら散策します!!
宇津木緑地保全地域では、ツルボがたくさん咲いていました!
ピンク色の小さい花がびっしりとついているのが特徴で、
春と夏に2回花を咲かせます。
2班に分かれて、ナラ枯れの状況や、今の時期にみられるサンショウやアオキなど、たくさんの植物や、生物多様性について教えてもらいました。
皆さんが普段口にしているお茶の葉、チャノキの新芽が出ていたので
目で観察するだけでなく、匂いも!
どんな匂いがするのかな?
観察会が終わったら、ウメの木剪定班と、薪割り班に分かれて作業します!
まずはウメの木剪定班から。
刃物の使い方や、どの部分を選定していくかを指導してもらいます。
剪定をすることで、初夏のウメの木の風通しをよくし、
病気になりにくくなります。
また、成長に必要な養分が枝に行き渡ることで、ウメの実が
しっかり結実しやすくなるので、とても必要な作業です!
ノコギリや、剪定バサミをうまく活用して、
伸び放題だったウメの木はとってもスッキリしました!
陽の光が入るようになって、明るくなりました。
次は薪割り班!講師から斧の使い方を指導してもらいます!
コツはしっかり腰をいれること!
太い丸太も、斧をいれて4つに割ってきます。
分担しながら割っていき、かなりの数が!コツを掴むのがすごく上手でした!
最後に薪置き場へ運搬して作業終了です。
最後に全員でクリ拾い!
クリ拾いのコツは、足を使ってイガを割ること。
クリの実に小さい虫穴が開いてないかも確認します。
実が詰まったクリがたくさん!
こんなに収穫できました!と見せてくれました。
この日の活動はクリ拾いで終了。
1日がかりの盛りだくさんのプログラムとなりましたが、
たくさん休憩をとりながら、楽しんで参加してもらうことができました。
皆さんお疲れ様でした!
今回の活動を通じて、自然の楽しさを知っていただけたら嬉しいです♪
またのご参加お待ちしております!
今回ご指導いただいた団体「FoE Japan」の活動もチェックしてみてくださいね!
毎月定期的に活動を行っており、申し込めば参加も可能です♪
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